海上雲遠

登録番号J-251
作者名横山 大観 1868-1958
大きさ(cm)130×42
制作年1936
技法・材質絹本・彩色・軸装
解説大正8年から昭和17年にかけて、大観は勅題(宮中の歌会始の際、天皇が出題する御題(ぎょだい))をテーマに制作しています。「海上雲遠」は昭和11年の勅題です。本作では海景と雲中に現れた太陽を、画面の上下を二分割したような構図で描いています。海の波濤(はとう)は、青のグラデーションと文様のような線描で表されています。朝陽は鮮やかな朱赤の円で描かれ、「日本」の国を象徴しているようでもあります。

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