永代橋開橋式之図

登録番号J-248
作者名松本 楓湖 1840-1923
大きさ(cm)70.7×84.9
制作年1901
技法・材質絹本・彩色・軸装
解説現在も隅田川に架かる永代橋ですが、この作品に描かれているのは、文化4年(1807)に事故で崩落した後、天保15年(1844)に架け直されたときの、渡り初めの様子です。
 橋の渡り初めには家族三世代を先頭とする風習がありますが、描かれているのは、滝沢馬琴の随筆などに記される長寿、三河国の農家満平一家です。真偽はともかく、この時満平が242歳、息子万吉が199歳、孫万造152歳とされ、新しい橋を祝うために招かれたのだそうです。
寄贈者名川上徑氏(1982年度寄贈)

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