楽曲による抒情 ドビュッシー「子供の領分」より「象の子守歌」
登録番号 | P-270 |
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作品名(欧文) | Jimbo's Lullaby |
作者名 | 恩地 孝四郎 1891-1955 |
大きさ(cm) | 42.5×29.5 |
制作年 | 1950 |
技法・材質 | マルチブロック・紙 |
初出展覧会等 | 恩地孝四郎新作版画展 |
解説 | 恩地は、抽象絵画の祖・カンディンスキーの影響を受け、 1910年代に、抽象的な版画作品を発表しています。戦前期には、ラヴェルやドビュッシーなど同時代の音楽を題材に、その印象や感銘を抽象表現によって表しており、戦後も、ドビュッシーのピアノ曲集《子供の領分》を取り上げています。同曲集の1曲《象の子守歌》は5音階と2度の和音が異国情緒を感じさせる曲で、本作品では、曲線により、まどろむような柔和な印象が表されています。 |