龍虎図
登録番号 | W-278 |
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作品名(欧文) | Tiger and Dragon |
作者名 | 福田 美蘭 1963- |
大きさ(cm) | 174.6×52.9 |
制作年 | 2014 |
技法・材質 | アクリル・画布・擬掛幅装(軸端等を含む) |
初出展覧会等 | 「笑う美術」(茨城県近代美術館) |
解説 | 江戸中期の絵師、円山応挙(1733-1795)の画風に似せながらも、画布にアクリルという洋画の材料を用いて描いています。通常は織物などの生地を用いる表装部分も画布の上に作者が描き表しており、江戸の絵師も時々用いた描(かき)表装に仕上げています。最上部の風(ふう)帯(たい)は、作品世界で吹き起こされた風を受けて大きく翻っています。だまし絵の手法がウィットに富み、古今東西の名画を咀しゃくしながら絵画の可能性を追求する作者の真骨頂を発揮した1点です。 |
寄贈者名 | 作者(2015年度寄贈) |