signes

登録番号O-421
作者名平野 充 1929-2021
大きさ(cm)29.6*18.9
制作年1964
技法・材質油彩・ひっかき技法・特殊紙・額装
解説作品は三原色の油絵具と水だけで描かれている。紙の上に絵具を叩いて置き、水を含んだ綿ですばやくこする、あるいはその上に万年筆の裏側で傷をつけさらに色を重ねて叩くという作業を繰り返して制作される。筆やテレピン油は使用していない。作風は2つに大別でき、便宜的に、艶のあるツルツルとした質感でカラーのものはアート紙に描かれているため「アート紙(A)」、乾いた絵肌で特殊紙にひっかき技法で描かれているものは「ひっかき(H)」と呼ぶことにする。作者は作品に対して方向の上下や題名を設定していない。作品名については、どうしても必要な場合は「signes(シーニュ:フランス語でサイン=記号、兆しの意)」としているため、当館でもそれを採用。作者は詩人でもあり、詩にも登場するモチーフとして、烏、砂漠、骨、空、海、死、祈りなどの言葉が鑑賞する際に想像を膨らませる手がかりとなる。

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