
南仏ヴァンスのオリーブ園
登録番号 | O-415 |
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作品名(欧文) | Olive Garden in Vence, Southern France |
作者名 | 鈴木 良三 1898-1996 |
大きさ(cm) | 50.5×61 |
制作年 | c.1930 |
技法・材質 | 油彩・麻布・額装 |
初出展覧会等 | 白寿記念 鈴木良三展(東京セントラルアネックス、東京) |
解説 | 1924年に37才の若さで逝去した水戸出身の洋画家中村彝(つね)を敬愛した作者は1928年、形見の背広を身につけフランスに上陸しました。3年に及んだ滞在中には、彝の最愛の画家オーギュスト・ルノワール(1841-1919)ゆかりの地、南仏のカーニュやヴァンスを訪れ、その風景を描きます。本作では、建物や木の単純化した描法にポール・セザンヌ(1839-1906)からの影響がうかがえ、また彼の作品に影響を受けたアンドレ・ドラン(1880-1954)の風景画との類似がうかがえます。 |
寄贈者名 | 小泉文子氏(2015年度寄贈) |