鐔 雲龍図

資料名よみつば うんりゅうず
大分類美術・工芸
キーワード鐔 雲竜図 岩手郡住 就栄 梅忠
サイズ9.2×8.8×1.0㎝
解説銘:岩手郡住就栄作
江戸埋忠派の作風をよく示しており、梅忠就栄の代表作として評価されている作品です。
鐔本体はよく鍛えられた鉄によって力強い技法でつくられており、金細工による龍の躍動感・緊迫感あふれる表現が見られます。
「龍」は鍔の図柄として多く用いられています。とくに龍が雲の中を力強く進み、天に昇る図柄が好まれました。龍が雲を得て昇天するように、英雄豪傑が機会を得て盛んに活躍するようにという願いを込めた図柄です。

PageTop