叢梨子地蓮池向鶴紋葵紋高蒔絵高坏
資料名よみ | むらなしじれんちむかいづるもんあおいもんたかまきえたかつき |
---|---|
大分類 | 美術・工芸 |
時代 | 江戸時代末期 |
キーワード | 梨子地 なしじ 向鶴 むかいづる 蒔絵 まきえ 高坏 たかつき 江戸 漆 |
サイズ | 高さ21.5cm 上径30.5cm 底径24.0cm |
解説 | これは高坏と呼ばれるもので、食物をのせるための器です。 全面に文様が見えますが、蒔絵という技法で描かれています。 漆で下地文様を描き、その上に金粉や銀粉を蒔き散らして文様をつくりあげます。 下地の文様が斑になっているので斑梨子地、それぞれの文様が高く盛り上げられているので高蒔絵と呼ばれます。 下地には池の蓮が、その上に盛岡南部家の向鶴紋と水戸徳川家の葵紋が金銀蒔絵で描かれています。 水戸藩主徳川斉昭の娘明子が、盛岡藩主南部利剛に嫁いだ際に持参した婚礼調度のひとつと思われます。 |