母性
| 作家 | ルノワール,オーギュスト Pierre-Auguste RENOIR |
|---|---|
| 制作年 | 1886年 |
| 材質、技法(形状) | インク・紙 |
| 作品寸 (縦、cm) | 71 |
| 作品寸法 (横、cm) | 53 |
| 作品識別番号 | Ⅲ-223 |
| 公開解説 | 〔國富奎三コレクション室 常設展示室〕 1880年代は、ルノワールにとって転換期でした。1881年から翌年にかけてイタリアに滞在して古典回帰への志向を強くし、デッサンに格別の注意を払うようになります。画商ヴォラールの回想によれば、ルノワール自身、1883年頃から印象主義の限界を感じていたようです。 またこの時期に、アリーヌ・シャリゴと出会い、1885年3月21日に彼女との間に長男ピエールを授かります。以後、アリーヌが授乳する姿を描くようになりました。いずれも《母性》と題されたこれらの油彩画は、同一の構図ですが、このデッサンは1886年に制作された油彩画の習作とされています。 ピエールに続き、ジャンとクロードという二人の息子に恵まれたルノワールは、妻アリーヌと三人の息子たちの姿を数多く残しています。彼にとって家族の存在がいかに自らの制作の着想源となっていたかを、うかがい知ることができます。 |
