私は美しい

作家ロダン,オーギュスト ロダン,オーギュスト
制作年1882年
材質、技法(形状)ブロンズ
作品寸 (縦、cm)71.5
作品寸法 (横、cm)28
作品寸 (奥行、cm)37
作品識別番号Ⅱ-185
公開解説〔國富奎三コレクション室 常設展示室〕
 1880年に政府からパリの装飾美術館の門の扉の制作を依頼されたロダンは、主題を変容させながらも、終生この構想に取り組むことになります。この壮大な作品構想のなかで、《考える人》をはじめ数々の独立した傑作を誕生させました。
 この男女の群像は、《地獄の門》の中に、それぞれ単体で存在する、《うずくまる女》と《堕ちる男》の組合せによって制作されました。ロダンは、別々に制作した像を組み合わせ、腕や脚の位置関係に多少の変更を加えて全く異なる文脈の群像を生み出す手法をしばしば用いました。この作品は、その初期の取り組みです。
 題名《私は美しい》は、台座に刻まれたボードレールの詩集『悪の華』の中の詩「美」の一節に由来するものです。この詩集の挿絵を手がけていたロダンは、その中にこの作品と類似した絵を含めています。

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