ミシェル・ビヌーの肖像 

作家デュフィ,ラウル デュフィ,ラウル
制作年1934年
材質、技法(形状)油彩・布
作品寸 (縦、cm)82
作品寸法 (横、cm)65
作品識別番号Ⅱ-164
公開解説〔國富奎三コレクション室 常設展示室〕 
 デュフィは画業の前半期、あまり肖像画を描くことはありませんでした。しかし1920年代頃から、近しい関係にある人物の肖像を描くようになります。
 この作品のモデル、ミシェル・ビヌーは、パリの画商エティエンヌ・ビヌーの息子です。1920年頃からデュフィとの交流が始まっていたと考えられます。
 モデルは単身の構図で描かれ、鮮やかな青が支配する空間に人物がたっぷりと明瞭に捉えられています。赤、白、青の反復によって、少年像は爽やかな印象を与えながら存在感を湛えています。画家の特徴である描線と色面のずれはミシェルが座る椅子の輪郭に表れています。デュフィはこの作品とほぼ同じ構図で1933年にもミシェルの肖像を描いています。

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