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婚礼当来帳

名称ヨミコンレイトウライチョウ
時代大正
解説婚礼など祝い事などで、贐で頂いたものを記録したもの
金銭だけでなく、小麦、豆腐、米、手拭い、そば粉、稗、酒、フランネル(柔らかく軽い毛織物)なども贈られていたことがわかる。
家と家とのつながりを大事にし、不義理のないよう記録していたものと思われる。

明治、大正、昭和30年頃までは婚礼は、当人同士の意思というより、家対家のこととして考えられ、働き手の確保と、男子は20歳になると兵役の義務があることなどから早婚が普通だった。男子は数え年18歳にもなれば適齢期とされ、女子は16.7歳になると嫁探しの対象とされた。
(大野村誌第一巻 民俗編ムラの生活 ムラの時間より)
サイズ縦32*横12.5cm
地域生平・水沢・上水沢
資料ID248ORB_00268

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