甲神塔(平内・日月神社)

名称ヨミキノエシントウ(ヒラナイ・ニチゲツジンジャ)
時代昭和(戦前)
解説平内地区にある甲神塔
建立時期は、昭和13年3月18日
甲神塔には、「昭和十三年三月十八日 甲神」

甲子信仰は基本的に庚申信仰と同じですが、一般的に信仰の度合が少ないようです。
甲子は六十干支の始めなので、縁起がよいということから始まり、鼡(子)は財副の神である大黒様を救ったという故事から結びつき、甲子の夜は、甲子侍と称し、大黒天を祭り、子の刻(夜の12時)まで飲み語り明かしたと言われています。そして、大黒天は、わが国の大国主命と結びつけられています。
すなわち、甲子祭は、ものごとの一番最初という、元日など同じ考え方に立ち、子(鼡)は大黒天に結びついたと考えられています。
(種市町の文化財2 種市町の石碑Ⅰより)
サイズ縦30*横15cm
地域平内
資料ID220TRS_00027

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