種市町婦人会連合大運動会のようす

名称ヨミタネイチチョウフジンカイレンゴウダイウンドウカイノヨウス
時代昭和(戦後)
解説スポーツの秋
 オリンピック大会史上最大の規模となったミュンヘンオリンピックも、スポーツの祭典にふさわしく数々の好記録を残し、スポーツの秋到来を告げ九月二十二閉会となった。
そしてあの焼け付くような日本の真夏も終り馬こゆる秋、スポーツの秋を迎えた。
 スポーツこそ人間形成の最良の場といわれ、常にそこには努力と根情の精神修養の場を持ち、また娯楽としてのスポーツにはお互いの親睦、融和という何事にもかえがたいスポーツの真随がある。私達は自然にスポーツに親しみ、スポーツの本質をキャッチし普及しなければならない。
 当町では職場、部落を単位とした野球チームを始め、卓球チームなどがあり、土曜、日曜などにはお互いに試合に興じている。又岩手国体を契機に始められた家族バレーボール大会は、小・中学生を混え、おかあさんから、おとうさんまで参加しその名にふさわしい恒例の行事となっている。。余はウーマンリブ、女性上位?と言うが、スケールの大きい種市町婦人会連合大運動会もなかなか見ごたえがあり町民お待ちかねの行事である。
 今年も八月二十日、種市小学校グランドで町内の婦人会員約五〇〇名が集まり夫人大運動会が盛大に行われました。みんな、この日だけは毎日の仕事から解放され、障害物競争(写真)仮面ライザー変身、かぜ取り競争、リレーなどなど各競技に覇を競っていました。一方グランドを埋めた観客らも続出する好プログラムに大喜びで、競技する選手らに大声援を送り、楽しい一日を過ごしていました。
広報たねいち 第86号(1)
【昭和47年9月発行】より
サイズ
地域住吉町
資料ID201TRS_00089

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