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【動画】大渡えんぶり_前摺
名称ヨミ | 【ドウガ】オオワタリエンブリ_マエスリ |
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時代 | 平成 |
解説 | 平成30年10月に文化庁文化芸術振興費補助金事業にて撮影した「大渡えんぶり_前摺」の動画である。 ~大渡えんぶり 前摺~ 一、 正月のヤーイ祝いにイーイードーサイ 松の葉をばヤーイ手に持ちてエーエードーサイ 祝なさるヤーイものかなー ハーヨイワサーアア 舞い手 (コーリャ コーリャ コーリャ) 二、 今日は日もよいヤーイ種下ろしイーイードーサイ 種を何石ヤーイ下ろしたやーアーアードーサイ 千石千斗のヤーイ早わせー ハーヨイワサーアア 舞い手 (コーリャ コーリャ コーリャ) 大渡えんぶりは、元々、故灰玉平福蔵氏が、久慈市小久慈の柏木えんぶり組から手ほどきを受けて大正の終わりごろに始めたものであった。一般的にえんぶりは田の神への豊作祈願を意味するものであるが、当初大渡えんぶりは、地方巡業が盛んで演劇団の演目として披露されていた。戦後昭和25年に「内丸えんぶり組」の指導を受け復活させたものの再び中断した。それを故灰玉平福蔵氏が中心となり昭和50年3月に復活させた。昭和58年からは後継者対策として大野二中生徒に指導し、さらに60年帯島小生徒に、平成2年は帯島保育園に平成4年には久慈農林高校にと伝承活動の輪が広がり続けている。昭和59年から平成5年にかけて「八戸えんぶり豊年祈願祭」にも出演していた。 (引用、参考:福田重義著「岩手のえんぶり」) 現在の「大渡えんぶり保存会」は、5年ほど前に再結成させたものである。洋野町の帯島保育園、帯島(たいしま)小学校、大野中学校の子供達に指導し伝承活動を行っている。 地域の伝統芸能継承の場として、1月15日の小正月には、帯島(たいしま)小学校校庭で教育実践運動帯島実践区主催の「どんと祭」が行われており、「大渡えんぶり」、「阿子木神楽」、「なもみ」とともに無病息災や五穀豊穣、家内安全を祈り舞が披露されいる。他にも、敬老会や学校の運動会など各イベントで演じられている。 |
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地域 | 阿子木・帯島・二ツ屋 |
資料ID | 336ORS_00003 |