益井三重子

作家名(ヨミ)マスイミエコ
生没年(西暦)1910-2010

略歴・解説

広島県呉市生まれ。1932年益井英太郎と結婚。1944年夫の転勤に伴い、大船に転居。1946年頃から安田靫彦に師事。また、小倉遊亀にも師事。1948年靫彦門下による研究会・一土会、1951年火燿会に参加。同年再興第36回日本美術院展に《丁夫人》で初入選。1953年日本美術院院友となる。以後、入選を重ねる。1971年日本美術院特待(特別招待)となる。2003年より藤沢市に住む。2004年当館にて「益井三重子―気高き人を描いて―」展を開催。人物の描写を得意とし、澄んだ色彩で身近にいる人をモデルにし、その人物の人となりまでも伝わるような優れた肖像画を多く残す。

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