常盤大空

作家名（ヨミ）ﾄｷﾜﾀｲｸｳ
生没年（西暦）1913-1983

略歴・解説

福島県東白川郡生まれ。実家は醤油製造業を営む。本名政男。1918年川端画学校日本画科に入学し、岡村葵園の指導を受ける。1940年第25回再興院展に《木の間の秋》が初入選。1943年にも再興院展に入選するが戦時下のため一旦帰郷し教職につき翌年応召する。戦後、教職に復帰するも画業に専念するため再び上京。第37回院展に《麦秋》が入選、この頃から堅山南風に師事。院展への出品を続け、1962年第47回展《殷賦考》にて日本美術院賞受賞。その後も受賞を重ね、1967年には日本美術院同人に推挙。中国や西域をモチーフとした作品を多数制作した。

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