鳥海青児

森田勝

作家名（ヨミ）	モリタマサル
生没年（西暦）	1904-1944
略歴・解説	宮崎県宮崎市生まれ。東京に転居した後、家族の療養のため茅ヶ崎市に移る。1922年、藤嶺中学校に編入、同級だった原精一と萬鉄五郎のもとに通い絵画を学ぶ。1926年、東京美術学校西洋画科に入学。在学中の1928年第6回春陽会で初入選。美術学校を中退し、1929年から6年にわたりヨーロッパに滞在。この間、鳥海青児をベルリンに迎え、ともにアルジェやスペインを旅行する。1935年、滞欧作により第13回春陽会賞を受賞。1939年、春陽会会員となる。1941年、鳥海夫妻の媒酌で鳥海夫人の妹后子と結婚。以後軽井沢で療養のかたわら制作を続けた。没後、アトリエの火災により作品の大半は焼失した。