略歴・解説 | 東京都台東区生まれ。15歳の時父の友人からカメラを贈られ写真に熱中する。関東商業学校卒業後、実用航空研究所に入所し航空撮影に従事。その後オリエンタル写真工業株式会社に入社、1937年フリーランスとなりジャーナリズムにかかわる。1939年には市川信次、渋沢敬三と知り合い、これ以降民俗学の視点で撮影を行うようになる。1952年に大磯町に転居。海外における写真展を舞台に活躍し、ニューヨーク近代美術館、パリ国立国会図書館に作品が収蔵される。代表作に《雪国》、《裏日本》、《怒りと悲しみの記録》、《学芸諸家》などがある。 |