南紀三角管筆・南紀蓼管筆・熊野蒒草毫
名称ふりがな | なんきさんかくすげふで なんきすげくだふで くまのしそうごう |
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大分類 | 歴史資料 |
員数 | 12枝 |
時代 | 江戸 |
世紀 | 19 |
寄贈・寄託者名 | 和歌山県立博物館 |
解説 | 3種4本ずつ、計12本の筆が3段の桐箱に収納される。段ごとの包紙の墨書によれば、上段には紀の川の三角菅(スゲ)の筆、中段には紀の川の水蓼(カワタデ)の筆、下段には熊野の蒒草(コウボウムギ)の筆が収められているという。蓋の覆紙には、紀伊徳川家10代藩主治宝(1771~1853)から北三井家の当主・三井高祐(1759~1838)が拝領したものであると記されている。小口貼紙により、文政元年(1818)に拝領された可能性がある。 |