紀武光畠地宛行状

名称ふりがなきのたけみつはたちあてがいじょう
大分類書跡
員数1幅
材質紙本墨書
法量まとめ縦30.9 横50.0
時代戦国
世紀16
元号享禄4
西暦1531
寄贈・寄託者名和歌山県立博物館
解説 紀国造家の紀武光が、神前郷(和歌山市神前)の善左衛門に対して、享禄4年(1531)に畠地7段を宛て行った文書。神宮有真郷(和歌山市鳴神)の一職進退の畠7段について、これまでは紀伊国造が知行していたところ、神前郷の善左衛門に奉公の子細があるということで宛て行い、今後は「公方」(紀国造か)に忠節を抽んずべきよう、指示したものである。使者の村垣因幡守調冨が日下に署名し、武光が袖に花押を据えて発給したものである。神前家旧蔵資料。

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