脇指 銘「於南紀重国造之」
名称ふりがな | わきざし めいなんきにおいてしげくにこれをつくる |
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大分類 | 工芸 |
員数 | 1口 |
作者 | 重国 |
法量まとめ | 全長52.5 刃長40.2 反り0.64 |
時代 | 江戸 |
世紀 | 17 |
寄贈・寄託者名 | 和歌山県立博物館 |
解説 | 平造庵棟の脇指で、反りは浅くわずかに先反り気味の姿を示す。板目肌に杢目が交じり、細直刃・小湾れで匂口はうるむ。中蜂の帽子は小丸とする。茎尻はごく浅い刃上栗尻とし、目釘穴は1つで、鑢目は勝手下りである。やや弱いが、茎の中央に7文字の銘を切る。作風や銘によると、江戸時代前期に作刀した初代重国の作ということになろう。 |