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山水図屛風
名称ふりがな | さんすいずびょうぶ |
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大分類 | 絵画 |
員数 | 6曲1双 |
作者 | 野呂介石 |
材質 | 紙本墨画 |
法量まとめ | 縦174.0 横369.0 |
時代 | 江戸 |
世紀 | 19 |
元号 | 文政9 |
西暦 | 1826 |
寄贈・寄託者名 | 和歌山県立博物館 |
解説 | 紀州三大文人画家の一人・野呂介石(1747~1828)が、文政9年(1826)7月、80歳の最晩年に描いた山水図屛風。右隻は、水辺をあまり描かず、中央に主山と大樹が並ぶ樹林を据え、樹林の上部を靄で隠して鬱蒼とした景を力強く表現する。山間にはいくつかの家屋が見え、左手にはやや大きな四阿があるが、人影はない。左隻は、水辺の景を比較的広く取り、中央に滝や家屋、右下に橋、左上にはそびえる山々や家並みを描き連ねている。滝の右下にあるやや大きな家屋の中には、目立たぬながら一人の人物が座り、滝の方を眺める。左右隻ともに、樹幹や山肌を彩る代赭と、樹葉や遠山の藍がコントラストをなし、全体に淡く美しいトーンを奏でる。 |
テーマ | 海 |