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熊野玩具船

名称ふりがなくまのがんぐせん
大分類歴史資料
員数3個
材質木製彩色
法量まとめ①縦40.0 横8.5 ②縦29.0 横13.0 ③縦37.5 横11.0
時代近代
世紀20
寄贈・寄託者名和歌山県立博物館
解説 船の郷土玩具は各地で多く作られたが、和歌山県においてもみられ、この熊野玩具船は、まさに紀州の郷土玩具である。3点とも極彩色の船体で、鳥や花が描かれている。いずれも形は若干異なるが、ともに銛を打つ刃刺が乗る勢子船をあらわしたものと思われる。熊野玩具船は、もともと和船の新造の際に、余材で作った玩具だという説がある。3点のうち1点の底には、4つの車輪をつけているものもあり、地面を走らせて遊べるようにしたのであろう。
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