紀伊徳川家伝来 貝類標本

名称ふりがなきいとくがわけでんらい かいるいひょうほん
大分類歴史資料
員数239点
時代江戸
世紀18-19
寄贈・寄託者名和歌山県立博物館
解説 紀伊徳川家に伝来したとされる貝類標本で、木製の2組の七段重箱計14箱に収納され、被蓋式の木製外箱に納められる。外箱には、紀伊徳川家の蔵品票などが貼られている。貝類標本の総点数は239点に及ぶが、大坂の文人・木村蒹葭堂(1737~1802)の「蒹葭堂日記」などにより、紀伊藩8代藩主徳川重倫(1746~1829)の母・清信院(1718~1800)が収集したコレクションである可能性が考えられる。戦前の貝類研究者・平瀬与一郎(1859~1925)が制作した「紀州徳川家旧蔵貝類明細表」と、学名や和名をペン書きした付箋が付属する。

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