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冬景山水図屛風

名称ふりがなとうけいさんすいずびょうぶ
大分類絵画
員数6曲1隻
作者岡本緑邨
材質紙本墨画淡彩
法量まとめ縦130.7 横269.4
寄贈・寄託者名和歌山県立博物館
解説 江戸時代後期から明治時代初期にかけて活躍した、和歌山出身の画人・岡本緑邨(1811~81)による6曲1隻の屛風。款記により、明治2年(1869)10月の作と分かる。画面の向かって右手にやや大きな山並みが描かれる一方、左手に広がるのは、遠い山々と静かな水景である。山々などに積もった雪は基本的に紙を塗り残して描き、空や水面には淡墨や中墨を施すのみであるが、家屋や樹木・樹葉などには淡彩を施しており、画面にわずかなアクセントを与えている。野呂介石(1747~1828)の影響を髣髴とさせる作風である。
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