渡水羅漢図
| 名称ふりがな | とすいらかんず |
|---|---|
| 大分類 | 絵画 |
| 員数 | 1幅 |
| 作者 | 桑山玉洲 |
| 材質 | 絹本著色 |
| 法量まとめ | 縦105.4 横51.7 |
| 時代 | 江戸 |
| 世紀 | 18 |
| 元号 | 安永2 |
| 西暦 | 1773 |
| 寄贈・寄託者名 | 和歌山県立博物館 |
| 解説 | 紀州三大文人画家の一人・桑山玉洲(1746~99)により、岸辺から水に入って川を渡る羅漢を総勢32名描いた、比較的大きな作例である。画面の左からは大きな松が枝をのばし、上部には遠山が描かれている。右下に書かれた款記から、安永2年(1773)の春、玉洲28歳の時に、「東武驛楼」で描かれた初期作とわかる。逸然性融(1601~68)や河村若芝(1636~1707)など、黄檗画僧の作品に類例がみられる。 |