五言二行書(呉楚東南坼)

名称ふりがなごごんにぎょうしょ
大分類書跡
員数1幅
作者祇園南海
材質紙本墨書
法量まとめ縦117.9 横53.4
時代江戸
世紀17-18
寄贈・寄託者名和歌山県立博物館
解説 祇園南海(1676~1751)の書の作品で、「呉楚東南坼 乾坤日夜浮」の五言詩二句を二行に大きく記し、その左脇に「源瑜之印」(白文方印)と「湘雲主人」(朱文方印)の落款印を捺している。この二句は、中国の唐の詩人である杜甫(712~70)の「登岳陽楼」という五言律詩の頷聯(律詩の八句のうち三句目と四句目)に相当する。南海らしい勢いのある見事な書風で書かれている。

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