墨蘭図　少林賛

名称ふりがなぼくらんず
大分類絵画
員数１幅
作者野呂介石
材質紙本墨画
法量まとめ縦109.9　横28.0
時代江戸
世紀18-19
寄贈・寄託者名和歌山県立博物館
解説　紀州の三大文人画家・野呂介石(1747～1828)による作品で、画面左下の岩から蘭の葉が伸び、その間から花が咲く。絵と呼応するように、右上に介石の弟子であった少林(1772～1835)により、七言絶句の賛詩が記されている。第１区の「宋玉牆」とは、中国・戦国時代の楚国の文人であった宋玉のことで、史上屈指の美男子と伝えられることから、本作では蘭を宋玉になぞらえて詠んだものと考えられる。

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