雑賀貞次郎宛書簡/南方熊楠宛書簡
名称ふりがな | さいかていじろうあてしょかん みなかたくまぐすあてしょかん |
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大分類 | 書跡 |
員数 | 2通 |
作者 | 南方熊楠/岡茂雄 |
材質 | 紙本墨書/ペン書 |
法量まとめ | ①縦18.2 横127.7 ②縦24.2 横18.8 |
時代 | 近代 |
世紀 | 20 |
寄贈・寄託者名 | 和歌山県立博物館 |
解説 | 南方熊楠(1867~1941)が弟子の雑賀貞次郎(1884~1964)に宛てた書簡、および岡書院店主の岡茂雄(1894~1989)が南方熊楠に宛てた書簡の計2通で、いずれも雑賀に関わるものとして、その手許にあったと推測される。前者は、冒頭のみ雑賀宛の書簡の体裁であるが、それ以外は雑賀を介して新聞に投稿した原稿である。内容は、神戸・南洋郵船所属の船長から送られてきたボルネオ産の植物・ジスヒジアに関する調査・分析の経過と結論をあらわしたものである。後者は、雑賀の著作「紀南俚俗」を岡書院から出版するように依頼した熊楠に対する返信で、岡書院ではなく郷土研究社からの上梓を勧める形で、岡は熊楠の申出を断っている。 |