古詩詩書

名称ふりがなこしししょ
大分類書跡
員数1幅
作者北畠道龍
材質紙本墨書
法量まとめ縦125.4 横37.9
時代近代
世紀19-20
寄贈・寄託者名和歌山県立博物館
解説 江戸時代後期~明治時代に活躍した和歌山市出身の僧侶・北畠道龍(1820~1907)自作自筆の書幅。おそらく晩年の作で、鎌倉時代末の元弘の変(1331年)の際に、倒幕を企てた後醍醐天皇(1288~1339)が潜伏した笠置山(京都府相楽郡笠置町)の山麓で詠んだ六言古詩である。北畠家は、南朝方の武将・北畠顕家(1318~38)を祖としており、そのような事情から感慨をもって詠んだのであろう。

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