旧制粉河中学校旧蔵典籍類

名称ふりがなきゅうせいこかわちゅうがっこうきゅうぞうてんせきるい
大分類典籍
員数92冊
時代江戸
世紀19
寄贈・寄託者名和歌山県立博物館
解説 旧制県立粉河中学校(和歌山県立粉河高等学校の前身)に収蔵されていた典籍類の一部。同校は、県費負担の第3番目の中学校として明治34年(1901)に新設された。内訳は、『令義解』10冊・『改正絵入平家物語』12冊・『紀伊国名所図会』12冊・『大和名所図会』7冊・『河内名所図会』6冊・『摂津名所図会』12冊・『都名所図会』11冊・『江戸名所図会』20冊・『国郡全図』2冊である。「徳川侯爵」(紀伊徳川家の当主、徳川頼倫(1872~1925)か)からの下賜金で、京・畿内および江戸の名所図会類(江戸時代後期刊行)を教養書として購入していることが、各冊の見返しに墨書もしくはガリ版刷で表されている点は興味深い。

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