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紀州地理志略
名称ふりがな | きしゅうちりしりゃく |
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大分類 | 典籍 |
員数 | 2冊 |
材質 | 紙本墨書 |
法量まとめ | 縦27.4 横19.2 |
時代 | 江戸 |
世紀 | 17 |
元号 | 元禄6 |
西暦 | 1693 |
寄贈・寄託者名 | 和歌山県立博物館 |
解説 | 紀伊国の地誌。7つの郡を1巻ずつにまとめ、郡内に所在する寺社・名所旧跡・山野河川などについて、仮名交じりの読み下し文で概略を記し、寺社については縁起や境内の堂舎など、また名所旧跡については詠まれた和歌や関連する説話などを簡潔に記す。奥書によると、元禄6年(1693)に成立したものを、元文5年(1740)に書写したものであることが分かるが、編者は不明である。本来は7巻の構成であるが、乾坤の2冊に合冊されている。いずれも巻頭に、江戸時代後期の幕臣・蔵書家の屋代弘賢(1758~1841)の「不忍文庫」の蔵書印と、弘賢の没後、その蔵書の大半を譲り受けた阿波徳島・蜂須賀家の「阿波國文庫」の蔵書印が捺されている。 |
テーマ | 海 |