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置上菊香合
名称ふりがな | おきあげきくこうごう |
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大分類 | 工芸 |
種類補足 | 陶磁器 |
員数 | 1合 |
作者 | 永楽保全 |
材質 | 陶磁器 |
付属品 | 桐二重箱・包裂・風呂敷・木札 |
法量まとめ | 高さ3.3 口径6.8 底径4.8 |
時代 | 江戸 |
世紀 | 19 |
時期 | 後期 |
寄贈・寄託者名 | 和歌山県立博物館 |
解説 | 京都の陶師・西村善五郎保全作の香合である。保全は文政10(1828)年に、表千家10世吸江斎宗左(1788~1860)らとともに偕楽園御庭焼拡窯のため和歌山を訪れ、その業績によって徳川治宝より「河濱支流」・「永樂」の印章を賜り、名も永楽と改めた。それを記念して、翌年に製作されたのがこの香合である。印籠蓋造の蓋表に胡粉置上で吹上菊を描き、その他の部分は素地の上に朱漆を塗り金箔を貼り付けている。蓋裏中央に「河濱支流」、身底面中央に「永樂」の拝領印が押されている。また、蓋裏の朱書は自らの好みを証す吸江斎の「好」一字と花押である。 |
テーマ | まつり/いのり、装い |