三宝院宛消息
名称ふりがな | さんぽういんあてしょうそく |
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大分類 | 書跡 |
員数 | 1幅 |
作者 | 木食応其 |
材質 | 紙本墨書 |
法量まとめ | 縦27.8 横48.6 |
時代 | 安土桃山 |
世紀 | 16 |
元号 | 天正19 |
西暦 | 1591 |
寄贈・寄託者名 | 和歌山県立博物館 |
解説 | 高野山を実質的に支配していた木食応其(1536~1608)が、高野山の学侶方寺院・三宝院にあてた書状。京都の方広寺大仏殿造営のために在京していた応其のもとに三宝院から送られてきた文箱は、中身を見ずに送り返すと述べる。秀吉が、天正19年(1591)に高野山に与えた寺領1万石の配分(学侶方6,000石、行人方4,000石)をめぐって、書状で不満の意を表そうとした学侶方寺院に対して、門前払いの形で却下したのであろう。明光山房(和中家)旧蔵資料。 |
テーマ | まつり/いのり |