種姫君御入輿御行列絵図

名称ふりがなたねひめぎみおいりごしごぎょうれつえず
大分類絵画
員数1巻
材質紙本白描
法量まとめ縦23.5 横1452.8
時代江戸
世紀19
元号文政2
西暦1819
寄贈・寄託者名和歌山県立博物館
解説 田安家の祖・田安宗武(1715~71)の娘・種姫(1765~1794)は、天明2年(1782)に紀伊徳川家第10代藩主・冶宝(1771~1853)と縁組みをし、天明7年11月27日に江戸屋敷へ入輿を行った。本品は、その際の行列の様子を描いた絵巻の白描写本で、輿を行列の前後で警護する武士(「御徒衆」)らについて、描写が単調にならないように、人物の表情や姿勢に変化を付けて描き、また多くの人物に職名と氏名を注記している。巻末に、文政2年(1819)6月に在原保明が、原本を清水秋明から借用して写したという奥書がある。

PageTop