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高野山記

名称ふりがなこうやさんき
大分類書跡
員数1巻
材質紙本墨書
法量まとめ縦30.2 横346.8
時代戦国
世紀16
元号天文6
西暦1537
寄贈・寄託者名和歌山県立博物館
解説 高野山が真言宗の聖地であるだけでなく、阿弥陀浄土であると説く縁起書。中世に形成され流布した高野山の宗教的意義を要約する性格を持ち、中世後期に高野山を拠点とした念仏聖(高野聖)が依拠したものと考えることができよう。肉太の筆で記された巻子本で、天文6年(1537)の書写奥書を有するが、高野山の塔頭堂塔の所蔵をあらわす部分は抹消されている。類本は非常に少なく、高野山正智院本(室町時代前期)や名古屋・真福寺本(天正10年書写)などがある。
テーマまつり/いのり

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