紀伊国名草郡坂田村・吉原広原両村山論関係絵図

名称ふりがなきいのくになぐさぐんさかたむらよしはらひろはらりょうそんさんろんかんけいえず
大分類古文書
員数1舗
材質紙本著色
法量まとめ縦140.8 横77.2
時代江戸
世紀18
元号享保20
西暦1735
寄贈・寄託者名和歌山県立博物館
解説 名草郡坂田村と吉原村の村境にあった入会山をめぐる、坂田村と吉原・広原両村(いずれも和歌山市)との争論に際して作成された絵図。付属する文書によると、この絵図は享保20年(1735)4月に3村が立ち合って「壱間壱分積り」(600分の1)の縮尺で作成したものという。おそらく、この争論は入会地内の開発地の領有をめぐるもので、本図にある付箋は坂田村の主張を記したものではないかと考えられる。

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