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紀伊国海士郡塩津浦船仲間運賃定書

名称ふりがなきいのくにあまぐんしおつうらふねなかまうんちんさだめがき
大分類古文書
員数6通
材質紙本墨書
法量まとめ①縦27.7 横80.8 ②縦27.6 横82.8 ③縦27.8 横81.5 ④縦27.8 横80.2 ⑤縦27.8 横71.8 ⑥縦27.7 横51.4
時代江戸~近代
世紀19
寄贈・寄託者名和歌山県立博物館
解説 海士郡塩津浦(海南市)の廻船仲間が定めた運賃定書。6通のうち3通は、年未詳であるが江戸時代のもので、最も古いと考えられる①は、(a)大坂・兵庫・和泉方面への大型船による米や金肥・素麺の運賃、(b)瀬取船(櫓を漕いで動かす小型の船)による近隣地への輸送の運賃が記されている。②は、撫養(徳島県鳴門市)や備前(岡山県)や讃岐(香川県)への運賃が、③では、友(鞆の浦)・尾道(いずれも広島県)への運賃も記されており、塩津浦の廻船の活動が広がっていく様子を読み取ることができる。
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