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大般若波羅蜜多経巻第三百七十七

名称ふりがなだいはんにゃはらみたきょうまきだいさんびゃくななじゅうなな
大分類書跡
員数1巻
材質紙本墨書
法量まとめ縦23.9 横876.5
時代平安
世紀12
寄贈・寄託者名和歌山県立博物館
解説 大般若経の零巻で、淡墨で界線を引き、やや右下がり気味の柔らかい書風で書写されている。巻頭・巻末および中途の紙背に捺された「紀州池田庄金剛寺常住」という黒印により、那賀郡中三谷村(紀の川市)にかつて所在した金剛寺旧蔵の経巻であることが判明する。僚巻が、新潟県下の乙宝寺・諸上寺・観音寺に合わせて142巻所蔵されているのをはじめ、石川県立美術館や龍門文庫などに零巻が所蔵されている。本紙は当初の巻子装を維持しているものの、表紙は後補である。
テーマまつり/いのり

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