蘭石図巻

名称ふりがならんせきずかん
大分類絵画
員数1巻
作者野呂介石
材質紙本著色
法量まとめ縦27.9 横535.7
時代江戸
世紀19
元号文政6
西暦1823
寄贈・寄託者名和歌山県立博物館
解説紀州三大文人画家の一人・野呂介石(1747~1828)が、横長の画面に蘭・霊芝・石・竹などを描いた画巻。巻頭から順に、①霊芝図、②霊芝図、③霊芝に蘭図、④蘭に茨図、⑤霊芝に蘭図、⑥霊芝に蘭図、⑦蘭石図、⑧霊芝図、⑨蘭図、⑩蘭石図、⑪竹図、⑫蘭図、⑬蘭石図、⑭古木図、⑮蘭図、⑯石に霊芝図が描かれる。簡素でおとなしいが、介石の安定した技量を感じさせる。巻末の款記に「文政癸未孟春寫、為無方上人、粲正矮梅陳人隆、時七十又七」とあることから、文政6年(1823)に湯浅・福蔵寺の画僧・平林無方(1782~1837)のために描かれたことが判明する。

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