脇差 銘「正眞作」
| 名称ふりがな | わきざし めいまさざねさく |
|---|---|
| 大分類 | 工芸 |
| 員数 | 1口 |
| 法量まとめ | 全長41.9 刃長31.5 反り0.45 |
| 時代 | 江戸 |
| 寄贈・寄託者名 | 和歌山県立博物館 |
| 解説 | 平造庵棟の脇差で、茎で腰反り気味とする。細直刃で焼詰帽子とする。茎尻は平山形とし、切鑢を入れる。「正眞作」の銘は他に確認できないが、刃分の特徴から、中世後期に大和で作刀した手掻派の流れをくむ藤原正真の末裔による、江戸時代中期の作品と推測される。付属の打刀拵には、雲龍文の金象嵌がほどこされた鍔が付属し、さらに蟷螂に鈴虫をあしらった小柄(三條宗継作)が装着される。 |