刀 銘「於紀州文珠重国造之」

名称ふりがなかたな めいきしゅうにおいてもんじゅしげくにこれをつくる
大分類工芸
員数1口
法量まとめ全長79.1 刃長63.0 反り1.13
時代江戸
世紀17
寄贈・寄託者名和歌山県立博物館
解説 鎬造庵棟の刀で、反りは浅くわずかに先反り気味の姿を示す。中直刃でわずかに湾れが混じり、中鋒の帽子は小丸とする。茎は磨上げて入山型とし、また区も一部送って2段となっている点は特徴的である。目釘穴は3つで、勝手下り鑢である。江戸時代前期の寛文年間(1661~73)ころに作刀した2代重国、もしくは元禄年間(1698~1704)ころの3代重国の作か。

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