関ヶ原陣図・大坂冬之陣図・大坂夏之陣図
名称ふりがな | せきがはらのじんず おおさかふゆのじんず おおさかなつのじんず |
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大分類 | 古文書 |
員数 | 3舗 |
材質 | 紙本著色 |
法量まとめ | ①縦78.0 横57.5 ②縦80.0 横78.0 ③縦114.0 横133.5 |
時代 | 江戸 |
世紀 | 19 |
寄贈・寄託者名 | 和歌山県立博物館 |
解説 | 慶長5年(1600)の関ヶ原の戦い、慶長19年(1614)の大坂冬の陣、元和元年(1615)の大坂夏の陣の、それぞれの合戦における武将の配置を記した対陣図である。いずれも四面対置の描写表現をとるが、「関ヶ原陣之図」と「大坂夏之陣図」は、描かれている対象地域は広く、樹木や建物には絵画的表現がみられる。「大坂冬之陣図」の描く範囲は大坂城周辺に限られ、平面図的な描写となっている。これらの図には、「稽古館」(彦根藩藩校)、「彦藩弘道館蔵書印」(稽古館の改称名)、「近江国彦根石黒氏蔵書」(彦根藩士石黒氏)の3つの蔵書印がみられ、当初彦根藩の藩校であった稽古館(弘道館)が所蔵し、藩士である石黒家に引き継がれたのであろう。 |