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紀州日高郡下惣川慶長検地帳写

名称ふりがなきしゅうひたかぐんしもそうがわけいちょうけんちちょううつし
大分類古文書
員数1冊
寄贈・寄託者名和歌山県立博物館
解説 本書の表紙には、「日高郡之内下惣(寒)川いたに(猪谷)村・うふい(初湯)川・かさまつ(笠松)村御検地帳写 慶長六年九月五日 西郡五左衛門」と記され、奥書には「右者御蔵之帳面を以写遣申者也 寛文十三年丑ノ七月 向笠新五右衛門・中井三右衛門」と記されている。これらの記述から、本書は藩庫に収められていた検地帳を、寛文13年(1673)に写したものであることがわかる。原本の検地帳は、慶長5年(1600)に浅野幸長が紀伊国に入国し、翌年6月から10月にかけて行われた領内の検地(慶長検地)に伴うものである。

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