唐人物図

名称ふりがなとうじんぶつず
大分類絵画
員数1幅
作者崖熊野
材質絹本著色
法量まとめ縦91.7 横34.5
時代江戸
世紀18-19
寄贈・寄託者名和歌山県立博物館
解説 紀伊藩の儒学者で、絵もよくした崖熊野(1734~1813)による作品。画面下部には、瓢箪を持った役人と道士、鶴が描かれる。熊野自作の題詩によると、「邯鄲の夢」の故事や「杜子春」の伝奇などをモチーフとしているのではないかと思われる。瓢箪には不老不死の丹が入っており、鶴は不老不死のシンボルとして描かれ、全体として吉祥を願う作品となっているのであろう。

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