脇指 銘「備州長船賀光 文明八年八月日」

名称ふりがなわきざし めいびしゅうおさふねよしみつ ぶんめいはちねんはちがつじつ
大分類工芸
員数1口
作者賀光
法量まとめ全長49.2 刃長37.2 反り1.5
時代戦国
世紀15
元号文明8
西暦1476
寄贈・寄託者名和歌山県立博物館
解説 鎬造庵棟の脇指で、均衡のとれた中反りの姿である。杢目肌に細直刃で、鎬地に棒樋を通し、丸留めとする。浅い片山形栗尻を持つ茎には、かすかに筋違鑢がほどこされている。室町時代後期に備前(現在の岡山県東部)で作刀した、末備前の流れをくむ賀光(3代)の作である。

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