興教大師像
名称ふりがな | こうぎょうだいしぞう |
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大分類 | 絵画 |
員数 | 1幅 |
材質 | 紙本著色 |
法量まとめ | 縦90.4 横40.2 |
時代 | 江戸 |
世紀 | 19 |
寄贈・寄託者名 | 和歌山県立博物館 |
解説 | 高野山上の大伝法院で活動した後、下山して根来寺の開祖となった興教大師覚鑁(1095~1143)を描いたと伝えられる肖像で、牀座の上の畳に坐し、両手を袖の中に隠して印を結ぶ像容が特徴的である。ただし、長谷寺本・智積院本など、祖本に近い作例とは逆に右向きに座り、弘法大師像を意識したためか、牀座の側に木履や水瓶が加えて置かれている点は異例である。上部の枡形に草花図を表すのは、茨城・文殊院本に類例がみられる。 |