山水画巻
| 名称ふりがな | さんすいがかん |
|---|---|
| 大分類 | 絵画 |
| 員数 | 1巻 |
| 作者 | 古田咏処 |
| 材質 | 紙本墨画 |
| 法量まとめ | 縦31.9 横425.6 |
| 時代 | 明治 |
| 世紀 | 19 |
| 元号 | 明治5 |
| 西暦 | 1892 |
| 寄贈・寄託者名 | 和歌山県立博物館 |
| 解説 | 有田郡広村で醸醤業を営んでいた、古田咏処(1835~1906)による全10図の画帖(那智滝図を含む)を画巻に調巻したもの。墨画もしくは淡彩で、丁寧に仕上げている。咏処は、余技として詩文書画をたしなみ、絵は野呂介石の影響を受けたという。安政元年(1854)の津波の状況を挿絵入りで著した「安政聞録」が、広川町の養源寺に所蔵されている。ほとんどの落款に、「壬申」すなわち明治5年(1872)の年紀が入れられている。 |