春景山水図

名称ふりがなしゅんけいさんすいず
大分類絵画
員数1幅
作者前田有竹
材質絹本淡彩
法量まとめ縦92.7 横36.5
時代江戸
世紀19
元号文政8
西暦1825
寄贈・寄託者名和歌山県立博物館
解説 江戸時代後期の画人・前田有竹(生没年不詳)が描いた山水図で、文政8年(1825)の制作にかかる。柔らかい表現で春の山里を描き、画面左上に「政酉春仲写、有竹田世美」の款記と白文方印「前田世美」の落款を据える。有竹は、名は世美、字は子済、俗名を山口屋総十郎といい、文化・文政ごろの和歌山の商人で、画を野呂介石に学び、藩のお抱え絵師・野際白雪とも親交があったという。現存する作品の数は、多いとは言えない。

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